ガンプラを素組みで完成させる
使用工具
できるだけ安上がりに購入しよう!
プラ用ニッパー | |
耐水ペーパー(400番と800番)<つまりヤスリ> | |
鉄ヤスリ ゲート処理に使います。一本でOK ※購入時のポイント 100均を使いましょう。 プラモデル屋で100円以下で一本で買えるならそっちでも良い | |
ハケ(写真のものは化粧用) ヤスリのカスを落とすときに重宝。マジ使えます。 ※購入時のポイント これまた100均で十分。 | |
デザインナイフ カンナガケの要領で使うなり、シールを貼るなりいろいろ役に立つ。 今後塗装するときになるとはみ出た塗料を削るのにも使えたり。 見えない部分のゲートを切りとばすのに使うのもイイ だいたい替え刃が30枚くらい入っているのでまず買い直すことは無かろう。 ※購入時のポイント 素直にプラモデル屋で購入。 替え刃の量とかも見て気に入ったものを購入しよう だいたい600円前後。高いようだが使い道と持久力を見れば超安い | |
クリアスプレー(つや消し) これが無くては始まらない。クリアスプレー。 完成後に一拭きするだけで全然違います。 素組みのキットがまるで塗装したような仕上がりに。 写真のものはMrスーパークリアー。ラッカー性 他に、水性トップコートのものもある。塗装しなければどちらでも良い。 つや消しを推奨。 ※購入時のポイント ない。これかもう一つ紹介した水性トップコートを買いましょう。 あえて言うならつや消しをちゃんと選ぶこと。 600円くらいしたと思いますが、キット4〜6体くらいは軽く塗れるかと。 | |
工具の総額
ニッパー400円+鉄ヤスリ一本100円+耐水ペーパー1枚ずつで約150円+ハケ100円+デザインナイフ600円+クリアスプレー600円=約2000円
んー、案外値が張りますねー。
ガンプラやってる友達がいるならニッパーとデザインナイフぐらい貸してくれるでしょう。
クリアスプレーもミニサイズのものなら300〜400円くらいになりますし。
それに、お試し感覚で作ってみるならデザインナイフは無くてもイイかもしれません。
そうして上手く立ち回れば1000円以下に抑えられるでしょう。
事前の準備
ヤスリを適当なサイズに切り出して板状のものに接着する
ヤスリを使いやすいサイズに切りましょう。 左の画像のようにヤスリの番数がわからなくならないように一枚一枚裏に数字を書いておくとイイでしょう。 | |
上の作業ができたならクリップ等にまとめておきましょう。 これで大きい一枚のままで使いにくかったヤスリが非常に使いやすくなりました。 保存も楽になると思います。 毎回切り出す作業もいりませんしね。 | |
つぎはこのように板状のものにヤスリを貼り付けて鉄ヤスリのようなものを作ってください 紙のままでヤスリガケをすると削りたい部分が上手く削れずエッジばかりがどんどん丸くなっていきます。だから事前に作りましょう。 左のものはプラ版に貼り付けたもの。といってもこんなところでわざわざプラ版を買ってきて作るなんていうのは非常にお金がもったいない。 だから右のようにシャーペンの芯ケースなどを代用しましょう。 作り方は簡単。ヤスリの裏に両面テープを貼り付けて付けるだけ。 ヤスリの番号を書いておくと混ざったりぜずに便利です。 | |
画像なし |
@説明書をすべて読む。 |
画像無し | Aパーツを洗浄する 袋からすべてのパーツを出し、ランナーについたままで良いので全パーツを洗いましょう。 パーツの入っていた袋はパーツを分けておくのに便利ですので置いておくとイイでしょう 洗面器に水(またはお湯)を溜め、中性洗剤を少し加えてパーツを付けて洗いましょう。 中性洗剤は台所用洗剤などで結構です。 力を入れすぎるとパーツがもげてしまうので、指でパーツをなでるように洗ってください。 パーツには製造型から外すときの離型剤がついています。これがあるとパーツに塗料の食いつきを筆頭にその他製作面で悪影響を及ぼします。完成後に洗うと細かいパーツもあるので一括して洗えるこの段階が一番良いと思います。 そのごはしっかりゆすいで拭いておいてください タオルで拭くときは雑にやりすぎてパーツに傷がつかないように注意 |
Bパーツをランナーから切り離す ランナーは枠から出ている一番太い部分。 ゲートはランナーとパーツをつないでる部分です。 写真ではわかりやすいようにゲートを黄色く塗ってあります。 パーツを切り離すとき、ゲートをできるだけ残してニッパーで切り離してください | |
赤丸の部分がゲートです | |
わかりやすく横から。 このゲート部分をキレイにするのがいわゆる「ゲート処理」です。 | |
Cゲート処理 パーツを切り出して組み合わせたところです。 ゲート処理をしてみましょう。 わかりやすくゲート処理を行う部分は赤丸で囲んでおきました | |
鉄ヤスリで大きなゲートをガンガン削っていきましょう。 注意点が二つ。 鉄ヤスリは必ず押して使いましょう。引いてはダメです。 引いて使うとすぐに目づまりするし、すぐに使い物にならなくなります。 もう一つは、必ずパーツと平行に使うこと。 ゲート以外のパーツの部分を削らないように注意深く使ってください。 削る力が強い分、ミスした時のカバーも大変です。 ヤスリの粉は邪魔になったと思ったら随時ハケで払いましょう | |
だいぶ目立たなくなりました。 パーツに鉄ヤスリが干渉しないこの程度でやめておくのが無難でしょう。 ここからさらに耐水ペーパーの400番でゲートがほとんど見えなくなるまで削り、 その後800番で表面をならしておくと良いでしょう。 このような平面ではシャー芯ケースに貼り付けたものを使いましょう。 エッジごと削らないように注意して。 | |
どうでしょう。全く目立たなくなりました。 これは800番までヤスリをかけた状態です。 外側から見える部分はこのようにきちっとゲート処理したいところです。 ガンプラ製作上一番地味でめんどくさい作業ですが、 できたときの出来映えはグッと変わってくるので必ずマスターしたいですね。 なお、外から見えない部分はゲート部分をデザインナイフ、ニッパー等で切りとばしておけば問題ないです。ただ、ランナーにパーツがついた状態でいきなりゲートごとパーツを切り離そうとすると無理な力がかかったり、ニッパーでパーツを傷つけたりする可能性があるので、一度はゲートを残してランナーからパーツを切り出し、その後切りとばすと良いでしょう | |
画像なし | D組み立て 見える部分はゲート処理をし、あとは説明書通りにどんどん組み立てていってください。 |
Eシール貼り シールの接着部分に触れないように注意してください。 また接着面は事前にきれいにしておきましょう デザインナイフの先などを使うとキレイにはれるかと思います。 貼った後にはツマヨウジなどでしごいておくと接着力も上がるし、パーツになじんで見えるのでオススメです | |
Fクリアスプレーを吹く
| |
ポリパーツの部分にちょうど良い大きさのランナーを適度な長さに切ってきて差し、持ち手としましょう | |
◎吹くときのポイント 画像の説明・・・赤円:吹きたいパーツ、青円:吹き始めの位置、緑円:吹き終わりの位置、黄色の線:スプレーの吹く軌跡 ・スプレーの吹き始めと吹き終わりはエア圧が安定していないのでパーツを避けて吹くこと ・パーツから離して15cm〜20cm離して吹くこと ・軽く吹き、乾燥させてから吹き重ねていくようにする。何度もすれば自然としあがる ・クリアスプレーの場合、特に薄く吹くこと。 初めて吹く場合、吹いたかどうかわからないくらいで良いです。 また、スプレー前に一度パーツをい洗浄するとヤスリカスなども完全に取れてキレイに塗料がのると思います 室内でやる場合は換気とほこりに注意 焦らず乾燥を待って重ね吹きしましょう | |
G完成!! | |