ステップA 「リスクとリターンを考えた行動をとる」

ここではリスクとリターンの観点から見た理論(?)を説明していく

※あくまで持論なので鵜呑みにしないこと

さっそく例をあげて解説していこう

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相手:大将:ゲージ無し、残りライフ8割

自分:大将、庵、ゲージ5本、残りライフ1割

庵のコンボについて

@近C>6A>八乙女>豺華がほぼ100%可能

A4ゲージ9割コンボの成功率が10%ほど

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リターンを見ると、

@を選ぶとすれば、5割のダメージ+起き攻めによる攻め持続

Aを選ぶとすれば、相手ライフはなくなり、勝利

ここでリスクを考える

Aならば勝利できるが、それは10%の確率である

失敗した場合、このコンボはおそらく琴月か鬼焼きで止まってしまうであろう。

そこは隙だらけで反撃確定。強攻撃1発でも入れば残りライフ的に負けである

つまり、10%の勝利の裏に、90%の敗北が待っている。

たとえ今回上手く勝てたとしても、このようなリスクの固まりでは連勝は難しいであろう

では@はどうか?

まず確実に5割のダメージを奪える。これにより相手の残りライフは3割。

庵ならワンコンボ+α決めるだけで勝利であろう。

ここでもっと注目すべきは起き攻めによる攻め持続と、自分と相手のゲージである

こちらは3本のこり、相手はなし。

崩しが豊富と言われる庵に起き攻めをされるし、GCCDによる安定した切り返しもできないので相手はかなり苦しい状況である。

それに比べてこちらの選択肢は大きい。

相手が上手く切り返してこちらの攻めターンが終わろうとも、即GCCD一発でまた同じ状況に相手を置くことが可能。

それにぶっ放しが危険であるので、起き攻めは攻めるように見せかけ、待つことが非常に有効とも考えられる。

ぶっぱなしてくればそのスキにコンボを決めて勝利だし、

してこなければこちらから攻めればよい。

待ちすぎて相手側が攻めてきても、GCCDでまた同じ状況である。

 

つまり、Aは10%の勝利であるが、@には無限の可能性があるというわけである。

起き攻めでの自分の読み合いが鋭ければ鋭いほどその勝率は跳ね上がっていくことだろう。

 

こういうわけで、リスクを下げ、如何に攻めを持続させるかが重要なのである。

 

コンボについて今度は考えてみよう

もし仮に完璧に立ち回りができる人間がいるならば、その人にはコンボは必要ないであろう。

なぜなら相手の攻撃を全て防ぎ、攻めを持続することで相手の体力をじわじわ奪えるからである。

だが、これは非常に厳しい。

一回ミスをし、一発高威力コンボをもらえばそこで逆転である。

ダメージを取れる状況がくれば取っておくのが基本となるのは、立ち回りの厳しさを軽減する役目があると言うこと。

つまりそれこそがコンボの役割であるのだ。

だが、取れるときに取るという状況でも、常にリスクのことは考えておきたい

また例をあげて説明しよう

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相手:ビリー

自分:庵、ゲージ二本

庵のコンボについて

@近C>6A>八乙女>豺華の成功率は50%

A近C>琴月はほぼ100%可能

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ここでビリー側が大きな隙を見せ、庵が接近してコンボをたたき込む状況が訪れたとしよう。

ここで取れるときにダメージをとるという考えだけなら@を選ぶが、そのときのリスクを考えて欲しい

@の場合

成功率50%は高く見えるが、逆に言えば失敗率50%である。失敗も大きく見えるだろう。

そして失敗して近C>6Aで終わった場合だが、

ダメージはたかがしれている

時間的有利不利の状況ではおそらく若干庵不利ぐらいだろうが、まず大きな痛手は受けないだろう。

だが、間合いについて考えて欲しい

まず、庵側はビリーに近づくこと自体が難しい。

それにこの後の間合いはビリー最強武器である6Aの間合いである。

これは圧倒的に庵が不利といえるであろう。

このままもう一度近づく機会が無く負けてしまうことも十分想定できる。

Aではどうか?

まず、確実に@のコンボほどではないが、なかなかのダメージを奪える。

かつ、その後起き攻めが可能で接近した状態での庵の攻めターンが始まる。

このまま押し切って庵が勝つことも十分可能であるのだ。

 

つまり、実戦ではダメージを奪う場合でもいかにリスクを下げれるかである。

コンボは100%できるものだけでよい。

だからこそ簡単な基本コンボを覚えるのだ。

そして立ち回りを磨く。

 

どんなにローリターンでもローリスクであれば良いのだ。そこから可能性は広がっていく。

 

こうすることで運要素的な単発勝ちから次第に離れ、安定した勝利を積み重ねていけるのではないだろうか?

 

さぁ、次の対戦から実戦してみよう